日本臨床免疫学会会誌
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消化管穿孔を繰り返した悪性関節リウマチの1剖検例
船橋 裕司, 石川 秀雅, 海瀬 俊治, 西間木 友衛, 森藤 隆夫, 粕川 禮司, 猪狩 俊, 吉田 浩, 元木 良一, 若狭 治毅
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1989 年 12 巻 2 号 p. 216-223

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抄録
症例48歳男性. 1981年多発関節炎, 1983年上下肢筋痛・筋萎縮・歩行不能. 1984年上下肢しびれ感,食欲不振出現.同年2月当科入院す.入院時検査成績で赤沈亢進, CRP 6 (+), RF陽性, IC高値,左大腿皮膚生検でのPN型血管炎よりMRAと診断された.プレドニソロンにて加療中3月27日free air出現し,緊急手術施行.回腸に4個の潰瘍穿孔を認めた.術後順調に経過していたが,術後60日目に腹痛再発し,両側肺炎による呼吸不全のため6月24日永眠した.病理解剖にて回腸・空腸の多発潰瘍,直腸穿孔,肺カンジダ症を認めた.また,病期により血管炎組織所見に変化がみられ(生検時PN型,手術時PN型, RA型, EA型,剖検時EA型),ステロイド剤による影響が示唆された.
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