子育て研究
Online ISSN : 2189-7581
Print ISSN : 2189-0870
村井実の“ よさ理論”
川上 清文
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キーワード: よさ, 村井実, 教育
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2014 年 4 巻 p. 3-7

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抄録

本論文の目的は、子どもたちの保護者・教師・多くの分野の研究者に村井実の“ よさ理論” を紹介することである。村井による教育の定義は「子どもは“ よく” 生きようとしている。大人は、子どもたちのその働きを助けようとする。大人のこの活動を“ 教育” と呼ぶ」というものである。村井理論の重要な点は「子どもは“ よく” 生きようとしている。しかし、私たちは“ よさ” とは何か決めることができない。これが教育のパラドックスである」ということである。この論文では、“ よさ” に関するいくつかの例を呈示する。

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© 2014 日本子育て学会
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