2016 年 4 巻 1 号 p. 146-151
【目的】患者が主体となり有効的な体重管理ができた3症例での看護介入の振り返りを行い,腎移植後体重増加防止における看護介入について検討する。【対象】2013年1~12月に当院で腎移植をうけた18症例中患者の主体的な体重管理があった3症例。【方法】看護記録から毎月の体重の変化,看護介入やアセスメントの内容,患者の反応の抽出を行った。【結論】食事記録が患者自身の振り返りになるとともに,介入する側には具体的な指導に繋がり患者の現状にあった介入ができていた。受診毎に看護師と面談を行い現在の生活状況を確認し,移植後の制限とうまく付き合う方法を患者とともに考え,生活の改善が必要な場合早期に介入できた。患者自身の言葉で語り,改善が必要なことに気づいてもらい,頑張っていることは賞賛し,受診毎にコーチング技術を用いた看護介入を行うことができていた。