日本計算機統計学会シンポジウム論文集
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ターゲット行列の逐次更新を伴う新たな因子回転法(Session 2A)
山下 直人
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p. 13-16

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抄録
本研究では,単純構造を目指した因子の回転において,ターゲット行列が完全クラスター構造を有するという制約条件のもとで,ターゲット行列を逐次更新しながら因子負荷量行列の回転を行う,新たな因子回転の方法を,PCMAX回転として提案する.特に,回転対象の行列が,完全クラスター構造を有する行列を回転したものとして表現できる場合,既存手法を上回る行列の単純化が,提案手法によって達成されることが期待される.提案手法の有用性は数値シミュレーションと実データへの適用例によって,実証的に検証される.
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© 2012 日本計算機統計学会
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