2020 年 4 巻 s1 号 p. s53-s56
本研究は、2017年より上智大学豊田浩志名誉教授を研究代表者とする科学研究費助成事業(基盤研究(B))(研究課題名「先端光学機器によるオスティア・アンティカ遺跡・遺物の文字情報調査」、課題番号17H02410)の助成を受けて、研究分担者として発表者がオスティア・アンティカ遺跡博物館で取り組んできた展示彫像群の3次元デジタルモデル生成プロジェクトを実例として、研究データや展示資料としての3次元デジタルモデルの有用性を検討するとともに、それらをアーカイブ化して活用する方法を、大英博物館など海外の事例などを比較しつつ考察してみたい。