デジタルアーカイブ学会誌
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一般研究発表 (沖縄現地会場)
[C24] 災害デジタルアーカイブと防災教育の可能性:コロナ禍の中の日本の災害アーカイブ (JDA) ワークショップの3種類の事例
ゲルスタ・ ユリア柴山 明寛森本 涼ゴードン・ アンドルーボレー・ ペンメレン・セバスチャン
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ジャーナル オープンアクセス

2022 年 6 巻 s3 号 p. s190-s193

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抄録

ソーシャルディスタンスやテレワークなどの新型コロナウイルス感染拡大防止対策は,教育現場に甚大な影響を与え、防災教育もその例外ではない。一方、災害デジタルアーカイブは,個別にオンラインでアクセスでき、コロナ禍の中でも大きな可能性があると考えられる。そこで本稿は、コロナ禍の2年間(2020-21年)に実施した日本災害デジタルアーカイブ(JDA)を 用いた3種類の「ワークショップ」の結果から見えた災害デジタルアーカイブの可能性と課題を報告する。JDAの個人的利用はある程度の学びをもたらすが、講師を交えたワークショップや被災地訪問を併用する事により、利用者は防災意識向上をより強く感じられることが分かった。

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