ダム工学
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論文
岩手・宮城内陸地震による胆沢ダム洪水吐き被害の調査・分析
佐々木 隆小山 幸男佐藤 彰宍戸 善博
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2009 年 19 巻 2 号 p. 76-93

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抄録
2008年6月14日午前8時43分岩手県内陸南部を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生した。建設中の胆沢ダムは震源地より約10kmに位置し,今回の地震によりフィルダム堤体,洪水吐き等に被災が発生した。洪水吐きにおいては,コンクリート構造物内のひび割れ被害,基礎部の変状,止水板の断裂等の被害が生じた。大型の洪水吐きに関しては,大規模地震による被災事例が国内外でもほとんど見られず,今回の事象は,ダム関連構造物の被害形態を知る上で非常に貴重なものである。本論文は,地震によるひび割れ被害の合理的な調査方法を論じ,貫通ひび割れを生じた構造物の修復方法を述べるとともに,動的解析によって貫通ひび割れ被害シミュレーションを実施した結果を報告するものである。
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© 2009 ダム工学会
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