ダム工学
Online ISSN : 1880-8220
Print ISSN : 0917-3145
ISSN-L : 0917-3145
ノート
重力式コンクリートダムの構造設計における超過外力の影響と部分安全係数の導入に関する考察
永山 功
著者情報
ジャーナル フリー

2017 年 27 巻 4 号 p. 279-284

詳細
抄録

信頼性の高い構造物の新しい構造設計法として部分係数設計法がある。本稿では,近年,盛んに行われるようになってきたダムの耐震安全性の評価を念頭において,超過外力に対する現行設計法で設計された重力式コンクリートダムの安全性評価法の課題を論じ,併せて部分係数設計法の基礎となる部分安全係数を用いた合理的な安全性評価法の導入可能性について考察した。

著者関連情報
© 2017 ダム工学会
前の記事
feedback
Top