2026 年 36 巻 1 号 p. 31-44
南摩ダムはコンクリート表面遮水壁型ロックフィルダムである。ロック材はダムサイト近傍の原石山から採取している。材料採取工では,良否判別にエコーチップ・帯磁率計による「オンサイト測定法」や穿孔中に穿孔エネルギーにより岩区分を判定できるシステムを導入している。盛立工では,ブルドーザと振動ローラの自動運転を行っている。また,表面遮水壁工(フェイススラブ)では,材料分離抑制・長時間のスランプ維持を目的としたコンクリート配合設計やスリップフォームの側圧・挙動,締め固め時間と締固め程度を把握するため試験施工を実施している。