建設省土木研究所環境計画研究室
2000 年 10 巻 2 号 p. 128-137
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多目的ダム建設に際して, 流入河川水質等のダム完成前から入手可能な情報を基に, 完成後の貯水池水質を簡易に予測する手法について考察した。既存の多目的ダム貯水池およびそれらの流入河川において計測された水質データを用いて夏期の貯水池表層平均クロロフィルーa濃度を目的変数とした重回帰分析を行った結果, その定量的評価が可能であることが示された。また, 数種類の植物性プランクトンについて発生時の水質を解析し, それらの好む水質条件について考察した。
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