ダム工学
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置換処理工の形状・規模が軟質岩盤基礎のせん断抵抗力に及ぼす影響
吉田 等宮内 茂行平山 大輔
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2001 年 11 巻 1 号 p. 40-47

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抄録
軟質岩盤を基礎とする重力式コンクリートダムの設計では, 基礎岩盤のせん断抵抗力が不足することがある。このような場合, 堤体形状を大きくすることにより滑動に対する安定性を確保することが多い。本研究は, 軟質な基礎岩盤を人工岩盤で置換し, その上にダム堤体を建設する置換処理工法を採用する場合において, 置換処理工の形状, 規模がせん断抵抗力の増加に及ぼす効果を明らかにするため, 模型実験と数値解析による検討を行ったものである。
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© 一般社団法人ダム工学会
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