ダム工学
Online ISSN : 1880-8220
Print ISSN : 0917-3145
ISSN-L : 0917-3145
ロックフィルダムの上流側ロックゾーンの浸透特性が水位急低下時の残留水位に及ぼす影響
工藤 アキヒコ西垣 誠鳥居 剛浅田 昌蔵
著者情報
ジャーナル フリー

2003 年 13 巻 3 号 p. 137-151

詳細
抄録
本研究は, フィルダムロック材の浸透特性が水位急低下時の残留水位とロックフィルダムの安定性に及ぼす影響について検討したものである. 長期間の計測の結果からは, 上流側ロックゾーン内には残留間隙水圧が発生していないこと, この傾向は, 建設後24年を経たダムにおいても継続して維持されていることなどを確認した. また, 残留水位面の浸透流解析と安定解析の結果から, 実際のフィルダムロック材の飽和透水係数, 不飽和浸透特性および動水勾配依存性 (非ダルシー現象) がダムの設計に重要であることを示した.
著者関連情報
© 一般社団法人ダム工学会
次の記事
feedback
Top