京都大学工学部資源工学教室
清水建設 (株) 技術研究所
水資源開発公団試験研究所土質地質研究室
1995 年 5 巻 19 号 p. 16-28
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
岩盤のせん断強度に強い影響を与えるとされる節理のせん断強度のグラウチングによる改良効果を検討するために、天然の節理を型どって作成した人工節理を有する多数の供試体について、グラウチング前後で一面せん断試験を実施した。試験の結果、グラウチング前後において摩擦角には変化がないものの、粘着力の上昇が確認された。また、節理に初期粘着力が存在する場合においても同様の傾向が確認された。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら