日本透析医学会雑誌
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症例報告
維持透析患者に合併した後期ダンピング症候群に対しボグリボースの治療効果を持続血糖モニターで確認しえた1例
山本 直橋本 修
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2015 年 48 巻 7 号 p. 455-459

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抄録
症例は52歳女性. 10年前に胃癌に対し胃全摘術を施行後より食後に気分不良を伴うことがあったが放置. 2012年9月に末期腎不全 (原疾患不明, 糖尿病なし) のため血液透析導入となり, 当院で外来維持透析を継続していた. 2013年5月, 朝食後に低血糖昏睡をきたしブドウ糖静注により改善した. 入院精査を希望されず外来で持続血糖モニター (continuous glucose monitoring : CGM) を施行したところ食後低血糖を認め, 胃切除後であることから後期ダンピング症候群と診断. 治療として朝夕食前にボグリボース0.3mg内服開始し, 自覚症状およびCGMにおける血糖変動は改善した. 血液透析患者に合併した後期ダンピング症候群に対しボグリボースによる血糖変動改善効果をCGMで確認しえた貴重な症例であり報告する.
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© 2015 一般社団法人 日本透析医学会
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