病院訪問教育におけるベッドサイド学習での教科書活用について

抄録

本校の病院訪問教育では週３日、１回あたり120分で可能な限り全教科及び領域を学習している。本研究では、「入院中の制限された環境でも、体験的な活動を補うことができる」という仮説のもと、ベッドサイド学習（寝たままの姿勢での学習）において、教科書のデジタル化を行い、共有アプリを活用し、学習スペースをそれぞれのタブレット端末上から共有した。

その結果、教師、生徒、それぞれのタブレット端末から、無理のない姿勢で教科書を見たり、書き込んだりすることができるようになった。