「情報リテラシー」は,道具的能力であり,「ICTを用いた課題解決能力」と言える。全校体制で児童に身に付けさせるために,5つの視点で実践した。その取組の中で見えた成果を紹介する。
第1の視点「ICT環境の整備のあり方」では,各学年でのタブレット端末の配分について,考察した。第2の視点「子どもが情報リテラシーを身に付ける段階についての教職員の基本的な指導の構え」については当校の考え方を述べた。第3の視点「情報リテラシーを子供に自覚化させる手法」についてはルールの自覚化の手法を紹介した。第4の視点「教職員間の情報共有」では,複数の手法で指導法を教員間で共有してきたことを紹介した。第5の視点「実践の蓄積」は,ミニレポートを使った事例の共有方法を紹介した。