本研究では、AIを活用したデジタル絵本作成が大学生のクリエイティブ・シンキング力とデジタル・ストーリーテリング能力の向上に与える影響を、自己効力感と社会実装の観点から明らかにした。15回の授業を通じてAIツールを用いたデジタル絵本作成に取り組み、事前・事後評価により各能力と自己効力感の変化を量的に分析した。また、デジタル絵本のオンデマンド出版を行い社会実装可能性を探った。本研究により、AIを活用した創作活動の教育的・社会的意義を多角的に考察し、大学教育におけるAI活用の新たな可能性と、学生の創造性とデジタルスキルを育成する革新的な教育方法の確立に寄与する。