2003 年 51 巻 2 号 p. 11-18
社会の多様化に伴い,教育機関はその機能を広く開放し,地域との交流を深め,開かれた学校として社会に貢献することが求められるようになった.大都市に存在する公立高専は昨今の不況に苦悩している中小企業が多く存在する地域にある.今こそ,将来の人材育成や,中小企業をサポートするために産学公の連携が必要なときはない.そこで,全国の公立高専の産学公連携の現状をまとめ将来について考えてみた,各自治体の状況により各校の対応の仕方は異なるが,特色のある活動を展開している.