静岡県立こども病院看護部・臨床病理科
2002 年 17 巻 3 号 p. 264-267
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CDCのガイドラインに沿って, 造血幹細胞移植での感染防止策を見直した際, 一番重要なものは何かということを検討した.その結果, すべてのものを滅菌したり, 無菌室を使用したりすることが重要ではなく, 感染経路を知ることであり, 手洗いを重視した標準予防策の徹底であることに注目した.そこで, CDCガイドラインを基に無菌室の簡略化をすすめたうえで簡略化による菌の増殖が認められないことを, 菌検査を行い実証していった.
日本環境感染学会誌
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