2025 年 5 巻 4 号 p. 216-222
【目的】四年制大学救急救命学科に所属する学生がもつ,救急救命士に対するイメージを明らかにすること。【方法】四年制大学救急救命学科に所属する学生202名を対象に,無記名のWebアンケートを実施した。自身がもつ救急救命士に対するイメージを自由記載で回答してもらった。データはテキストマイニングの手法を用いて解析し,頻度表,対応分析のバイプロット,ワードクラウドで示した。【結果】164名から回答が得られ,398語が抽出された。頻度が多かった単語は順に,「人」(67回),「命」(66回),「できる」(53回)であった。対応分析の結果,性別,臨地実習経験の有無で,それぞれ違いがみられ,ワードクラウドでは学年ごとに特徴的な単語も散見された。【結論】学生がもつ救急救命士に対するイメージは多岐にわたっていた。共通のイメージが学生間で認められた一方,属性の違いによるイメージの差異もみられた。