日本臨床救急医学会雑誌
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原著
地方中核都市の基幹病院における蘇生に成功した心原性院外心停止症例に対する病院前対応と急性期治療に関する検討
濵田 知幸竹中 奈苗高橋 純一近藤 史明
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2015 年 18 巻 3 号 p. 479-484

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抄録
心原性院外心停止(OHCA)蘇生成功例における生存群と社会復帰群の臨床的特徴と急性期治療について検討した。方法:心原性OHCA蘇生成功例を生存群と死亡群,cerebral performance category(CPC)1-2群とCPC3-5群に分けて比較検討した。結果:4年間で蘇生成功は52例で,生存群27例,CPC1-2群19例であった。生存群とCPC1-2群は,それぞれ死亡群,CPC3-5群と比較すると若年者,冠動脈造影検査(CAG)と冠血行再建術施行,初回心電図VT/VF,来院時心拍再開例が有意に多く,覚知―自己心拍再開(ROSC)時間は短時間であった。ロジスティック回帰分析を行うと生存の規定因子はCAG施行,CPC1-2群の規定因子は年齢と覚知―ROSC時間であった。結論:社会復帰達成には覚知―ROSC時間の短縮と冠血行再建術を念頭においた急性期のCAG 施行が重要である。
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© 2015 日本臨床救急医学会
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