東京学芸大学 [日本]
中京大学 [日本]
2025 年 2025 巻 4 号 p. 383-389
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クラウド環境下の授業で生じる,児童による他者の外化情報の自発的な参照の機能を分類することを目的とした.第4学年児童に対する質問紙調査から得られた57名分のテキストデータを分析し,参照の機能として分類した.その結果,自発的な参照の機能は,<A:学習の停滞状況の解消>,<B:学習の効率化,負荷軽減>,<C:学習成果の妥当性の向上>,<D:情意のエンパワーメント>,<E他者との社会的な接続>,<F:学び方・スキルの獲得>の6つに分類された.