2026 年 2026 巻 1 号 p. 183-190
近年,アクティブラーニングの普及に伴い,協働学習効果を客観的に評価する手法の重要性が高まっている.我々はBLE(Bluetooth Low Energy)ビーコンとRSSI値を利用した学習者端末検出システムを提案してきた.しかし,提案システムでは端末の物理的近接時間は計測可能であるものの,実際に議論が行われているのか等「品質」を評価できないという課題があった.本研究では,従来のBLEによる近接検出方法とiOS端末のマイクを用いた音声アクティビティ解析(VAD: Voice Activity Detection)を統合した新たなシステムを提案している.また,本提案は学習者のプライバシーに配慮,発話の有無と強度のみを時系列データとして抽出する方法である.