2026 年 2026 巻 1 号 p. 233-239
本研究は,話し合い学習場面における対話型エージェントの評価フィードバックのあり方を検討する予備的研究である.学習者の評価懸念を低減するため,肯定的な評価フィードバックを行う議論支援エージェントを導入した実験を行った.その結果,参加者に好意的応答がみられたが,一部で肯定的フィードバックを期待して発言する様子もみられた.これは,肯定的フィードバックであってもエージェントが新たな評価権威となるおそれを示唆している.以上をもとに,関係論的フィードバックデザインの課題を考察した.