魚病研究
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論文
病魚由来Streptococcus iniae の血清学的性状
金井 欣也能登原 正一加藤 達夫首藤 公宏吉越 一馬
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2006 年 41 巻 2 号 p. 57-66

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抄録
ヒラメ由来株を主体とした日本の病魚由来Streptococcus iniae の血清学的性状を検討した。供試菌株は抗S. iniae ウサギ血清との凝集性により, 2つのタイプに分かれ, それは莢膜の有無に依存していた。両タイプ (K+およびK-タイプ) の菌体オートクレーブ抽出物には共通抗原が検出され, K+タイプにはさらに型特異抗原が確認された。K+タイプは莢膜を保有し, ヒラメに対して強い毒力を示した。一方, K-タイプには型抗原や莢膜が認められず, 毒力も弱かった。
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© 2006 日本魚病学会
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