魚病研究
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ニホンウナギのビブリオ病の病理組織学的研究―II.
破壊菌体で前処理した魚の生菌攻撃に対する反応
宮崎 照雄窪田 三朗
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1981 年 16 巻 3 号 p. 101-109

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抄録
 1. V.anguillicidaの破壊菌体注射により感作した魚に生菌攻撃を行ない,感作魚の感染防御反応について病理組織学的に検討した。2. その結果,生残率は60%に達し,生残魚では顕著な好中球反応が観察された。3. 瀕死魚では好中球反応が弱いながらも認められた。
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