魚病研究
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ウナギの体表から得た Gyrodactylus の2新種の記載および静岡県吉田地区のハウス式養鰻池における Gyrodactylus 寄生に関する知見
小川 和夫日置 勝山
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1986 年 21 巻 2 号 p. 89-94

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抄録
 静岡県吉田地区の養殖ウナギの体表から得た Gyrodactylus の2新種(G.egusai と G.joi)を記載した。両種とも固着器各部の形や大きさで近縁種と区別された。同地区のハウス式養鰻池における Gyrodactylus 寄生を1980-85年にわたり調査した。体表寄生の2種は鰓寄生の G.nipponensis よりも高率に出現した。鰓・体表寄生種とも, 出現率は季節的には夏に, また, 長期的には1980-82年より1983-85年の方が低い傾向が認められた。
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