魚病研究
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改変 PAP 法を用いた Dot Blot 法による BKD の診断
酒井 正博小山 元太郎厚田 静男小林 正典
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1987 年 22 巻 1 号 p. 1-5

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抄録
 PAP 法を用いて BKD の診断を行った。酵素抗体法としては Dot Blot 法を用いた。本法は間接蛍光抗体法と比較して10倍の感度(1ml中10 3細胞)を示した。本法を用いて他の魚病細菌抗原との交差性を試験したところこれらの細菌とは, 交差性を示さなかった。さらに本法を用いて BKD の自然感染魚の調査を行ったところ, 他の診断法と比較して最も高い検出率を示した。
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© 日本魚病学会
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