魚病研究
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消毒剤によるバキュロウイルス性中腸腺壊死症 (BMN) ウイルスの不活化効果
桃山 和夫
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1989 年 24 巻 1 号 p. 47-49

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抄録
 BMNウイルスに対する数種消毒剤の不活化効果をクルマエビ稚仔を用いた感染実験方法により調べた。供試消毒剤はいずれも不活科効果を有し, 25℃10分間作用では, それぞれ有効成分濃度として, 塩素剤:5ppm, ヨード剤:25ppm, 逆性石けん(塩化ベンザルコニウム, 塩化ベンゼトニウム共):100ppm, ホルムアルデヒド:1,850ppm(ホルマリン0.5%), エタノール:30%でBMNウイルスは不活化された。
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© 日本魚病学会
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