Department of Fisheries, Faculty of Agriculture, Miyazaki University
Department of Zoology, National Taiwan University
1992 年 27 巻 1 号 p. 7-17
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慢性的な斃死が続いていた台湾の養殖ニホンウナギからヘルペス様ウイルスを分離した。このウイルスはCCF, CCT, TO-2, BGK, EK-1 及びEO-2 細胞に対して感染性を示し, 培養細胞の核内で増殖して, 核膜で装飾されてから, 細胞質内に放出された。エンベロープを有するウイルス粒子の直径は約200nm, ヌクレオカプシッドは120nm であり, 核酸としてDNAを有していた。感染実験の結果, 斃死したウナギはみられなかったが, 60日後でも肝臓及び腎臓からウイルスが分離された。
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