1969 年 3 巻 2 号 p. 30-33
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スルファモノメトキシン・ナトリウム塩を用いて,海産稚アユを薬浴した時の魚体内濃度の変化と,自然感染魚に対する発病抑止効果を海水と淡水について比較検討した。1, 薬浴によるサルファ剤の魚体内濃度は,淡水薬浴よりも海:水薬浴の方が,著るしく吸収速度が早く,淡水の2~4倍に達した。2, 稚アユのビブリオ病に対する薬浴の発病抑止効果は,淡水薬浴に比べて,海水薬浴が明らかに大きく,魚体内濃度の結果とよく一致した。
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