Laboratory of Microbiology, Faculty of Fisheries, Hokkaido University
Toya Lake Station for Environmental Biology, Faculty of Fisheries, Hokkaido University
1995 年 30 巻 3 号 p. 201-208
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異常遊泳を示すギンザケの脳から分離されたウイルスを感染させたギンザケの病理組織学的変化を自然発症魚のものと比較した。両群共に腎臓および脳に顕著な変化が認められた。腎臓では造血組織や細尿管上皮細胞の壊死, 脳では神経細胞に変性が見られ, 脳内血管の充血ならびに神経軸索の変性が特徴的であった。電顕観察で腎臓の細尿管上皮細胞と大食細胞の細胞質内, 脳の神経軸索内にウイルス粒子が観察された。
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