魚病研究
Online ISSN : 1881-7335
Print ISSN : 0388-788X
ISSN-L : 0388-788X
イムノゴールド法の伝染性膵臓壊死症ウイルス(IPNV)の電顕観察への応用
B. Novoa
著者情報
ジャーナル フリー

1996 年 31 巻 3 号 p. 141-143

詳細
抄録

 IPNV 標準株の精製粒子と抗体結合金粒子を用いた免疫電顕法を検討した. すなわち, IPNV の3血清型の標準株(Sp, Ab, WB)に対する抗血清と結合したプロテイン A コート金粒子を用いることにより, 一部に交叉反応がみられたが, 主な血清型を区別し得た. さらに抗体結合金粒子と高い反応性を示すウイルス起源と考えられる直径60nmの管状構造物が検出された.

著者関連情報
© 日本魚病学会
前の記事 次の記事
feedback
Top