魚病研究
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アユのグルゲア症の昇温による防御効果
高橋 誓小川 和夫
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1997 年 32 巻 4 号 p. 193-198

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抄録
 アユのグルゲア症の昇温による防除効果を認めたので処理時期と処理回数について検討した。感染後6, 11, 16, 21, 26, 31日目から水温29℃5日間処理を基本に2回実験した。実験1は21日目からの昇温処理で対照の感染率を100%とした時の相対感染率19.0%と効果を認めた。実験2では1回処理と2回処理を実施した。1回では16日目からの処理で0%, 2回では11~26日目までの処理で0%と顕著な効果を認めた。2回昇温処理はより有効で, 実用的防除法となりえる。昇温により他に感染症等が顕在化することがあるので本処理の適用には注意を要する。
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