魚病研究
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PRDV の凍結保存と海水中での生存性
桃山 和夫平岡 三登里中野 平二鮫島 守
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1998 年 33 巻 2 号 p. 95-96

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抄録
 クルマエビ類の急性ウイルス血症(PAV)の原因ウイルス PRDV の凍結保存と, 海水中での活性維持期間をバイオアッセイ法により調べた。 Hanks'BSS に懸濁させ-80℃で保存した場合, PRDV の感染性は1年間低下しなかった。 また, 滅菌濾過海水に懸濁させた場合, PRDV は, 30℃では30日間, 25℃では40日間, 20℃では90日間, 15℃では120日間感染性を維持した。
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© 日本魚病学会
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