魚病研究
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天然クルマエビ成体からのPRDVの検出
虫明 敬一有元 操佐藤 純森 広一郎
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1998 年 33 巻 5 号 p. 503-509

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抄録
 1996年7月から1998年4月にかけて, 5つの海域で漁獲された天然クルマエビ成体から PCR 法により PRDV (penaeid rod-shaped DNA virus: クルマエビ類の急性ウイルス血症原因ウイルス)の検出を定期的に行った。検査部位は雌雄とも血リンパ, 胃上皮および生殖腺とした。その結果, 雌エビにおいては卵巣, 雄エビにおいては胃上皮で, それぞれ最も高い検出率を示した。また, PRDV の検出率は夏期(7月から8月)に高く, 冬期(12月から1月)に低かった。さらに, 雄親エビよりも雌の方が高い検出率を示した。
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© 日本魚病学会
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