京都府立海洋センター
山口県水産研究センター内海研究部
1999 年 34 巻 4 号 p. 215-216
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クロアワビ筋萎縮症罹病貝の磨砕濾液(0.45μm)を用いた浸漬法と筋注法による人為感染試験により, クロアワビの年齢と本症原因体に対する感受性との関係を検討した。その結果, 筋注法では, 0, 1および2年貝のいずれにおいても感染が成立し, 本症原因体に感受性のあることが明らかとなった。しかし, 浸漬法では0および1年貝が発病したものの, 2年貝では発病せず, 加齢とともに感受性が低下するものと判断された。
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