魚病研究
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ウナギ皮膚粘液中の細菌凝集素
小數賀 祐子間野 伸宏廣瀬 一美
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2000 年 35 巻 2 号 p. 73-77

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抄録
 ニホンウナギの皮膚および飼育水から分離した282菌株の細菌を用いて, ウナギ皮膚粘液抽出物に対する凝集反応試験を行った。その結果, 皮膚分離細菌は, 飼育水分離細菌に比べ被凝集菌株が少なく, 凝集力価も低い傾向が認められた。また, ウナギ皮膚粘液レクチン(SML)に特異性をもつラクトースを用いて凝集阻害試験を行った結果, 両分離細菌ともに60%以上の菌株が阻害されなかった。これは, SMLとは別の細菌凝集素がウナギ皮膚粘液中に存在することを示している。
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© 日本魚病学会
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