Division of Fish Diseases, Nippon Veterinary and Animal Science University
2003 年 38 巻 2 号 p. 49-52
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数種類の水生動物の真菌感染症例より作製したパラフィン切片を蛍光色素であるUvitex 2Bを用いて染色し, 従来の真菌染色手技(シュモール反応, PAS反応, グロコット染色)と比較検討した。その結果, Uvitex 2B染色はより短時間で終了し, 特別な技術も必要とせず, 通常の真菌染色法では安定した染色結果が得られにくいとされる卵菌類に対しても, 有効な染色法であることが明らかになった。なお, Uvitex 2B染色はH&E染色との同時観察も可能であった。
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