Atlantic Veterinary College, University of Prince Edward Island Charlottetown
2003 年 38 巻 3 号 p. 105-112
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ニジマスの微胞子虫性鱗病の伝播に及ぼす水温と注水量の影響を, 同居感染させた魚における鱗のキセノマ数をもとに, 生残率解析法によって定量的に求めた。水温19℃に対する11℃と15℃の推定危険率は, それぞれ0.80と0.68であった。注水量の低い水槽(毎分0.83L)の魚に対し, 注水量が中程度(1.67L)または高い水槽(2.5L)における危険率は, いずれも0.69であった。以上のように, 高水温と低注水量の伝播のリスク因子と考えられた。
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