魚病研究
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アコヤガイ赤変病原因体の存在部位
中易 千早青木 秀夫中西 麻希山下 浩史岡内 正典大迫 典久熊谷 明
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2004 年 39 巻 4 号 p. 203-208

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抄録
 感染実験によりアコヤガイ赤変病原因体の生体内における分布を調べた。まず, 病貝の組織片を健常貝へ移植したところ, 血球, 消化盲襄及び心臓の移植区では発症が認められなかったが, 血リンパ液上清, 外套膜及び閉殻筋の移植区では感染が確認された。特に移植された外套膜は極めて強い感染力を示した。次に, 外套膜のホモジナイズ上清を接種した場合も高率に感染が成立したため, 主にこの組織に原因体が存在していると思われた。
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© 日本魚病学会
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