農作業研究
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研究論文
水稲湛水直播のためのエアーアシスト条播技術の開発
—播種機の概要とエアーアシストの効果—
帖佐 直古畑 昌巳大嶺 政朗松村 修
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2009 年 44 巻 4 号 p. 211-218

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抄録
水稲の湛水直播のためのエアーアシスト条播(空気を種籾に作用させることで,条を形成し,適切に種籾を埋没させる播種)技術について検討した.
市販の粒状物散布機の作業幅を広げ,トラクタ装着型とし,さらに噴頭を試作することによりエアーアシスト条播機を開発した.播種様式を改善することを狙い,従来の噴頭よりも長さを伸ばし,先端の径を絞ったものを試作噴頭とした.
ハイスピードカメラによる種籾の挙動解析および土槽への播種により,試作噴頭によるエアーアシスト効果を明らかにした.その結果,試作噴頭を用いたとき,種籾の落下速さは4~7m/sであり,落下方向は鉛直に対して7.1°であった.試作噴頭を用いることで条の幅は従来の40%となり,より深く埋没されることを確認した.寒天ゲルへの播種により,50~80mm程度の幅で条を形成し,5mm未満の深さで種籾が埋没されることを客観的な指標として提示した.
以上より,試作噴頭を装着したエアーアシスト条播機が水稲の湛水直播に有用であることを確認した.
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© 2009 日本農作業学会
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