農作業研究
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アスパラガスの早期定植に適する植え穴の形状
田口 巧加藤 綾夏元木 悟
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2020 年 55 巻 1 号 p. 43-50

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抄録

アスパラガスの露地栽培における1年養成株の増収には,苗を慣行に比べて早期に定植し,株養成期間の拡大を図ることが重要である.本研究の目的は,アスパラガスの早期定植に適する植え穴の形状を明らかにすることである.そのため,5種類の形状の植え穴の温度およびそれぞれの植え穴に定植した苗の生育を比較検討した.その結果,5℃未満の遭遇時間は,ロウト形②が最も大きく,次いで慣行,ロウト形①,逆ボトル形,円筒形の順であった.生育は,逆ボトル形が他の植え穴の形状に比べて優れる傾向であった.以上より,アスパラガスの早期定植には,逆ボトル形の植え穴の形状が最も適すると考えられた.

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© 2020 日本農作業学会
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