チェーンポットと簡易移植機を用いてアワ(Setaria italica(L.)P. Beauv.)の移植栽培試験を行い,生育,収量および移植作業に要する時間の観点から,セルトレイ苗を用いた移植栽培(手植え)と比較した.移植後の活着率は全ての区で100%となり,移植方法や移植時期による発育の差はなかった.チェーンポットを用いた移植栽培はセルトレイを用いた移植栽培と生育・収量は同等であるが,作業時間の観点から,チェーンポットを用いた移植栽培がすぐれていた.チェーンポット苗と簡易移植機を組み合わせたアワの移植栽培は,収量および作業性の面から優位性があると考えられ,移植に適した葉齢は5葉期以前であると結論付けた.