日本消化器がん検診学会雑誌
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会長講演
消化器がん検診の近未来像─胃がん検診を中心に─
井上 和彦
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2015 年 53 巻 4 号 p. 443-452

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抄録
死亡率減少効果を指標としたがん検診ガイドラインは重要である。また, 基礎実験や臨床研究で得られた結果をがん検診に応用する態度も大切である。胃がん発生にヘリコバクターピロリ(Hp)感染は必要条件と位置づけられ, その中で進展した胃粘膜萎縮は高リスクであることが明らかになっている。Hp抗体と血清ペプシノゲン法の組み合わせであるABC分類により胃がんリスク評価が可能であり, その問題点を十分理解したうえで, 上部消化管内視鏡検査など画像検査と適切に組み合わせた胃がん検診システムの構築が望まれる。その場合も科学的検証をしつつ, 一歩ずつ, いや, 半歩ずつ, 確実に進めなければならない。
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© 2015 一般社団法人 日本消化器がん検診学会
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