日本消化器がん検診学会雑誌
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原著
免疫2日法を用いた大腸がん逐年検診における中間期癌
島田 剛延相澤 宏樹西野 善一内海 潔千葉 隆士加藤 勝章渋谷 大助
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2015 年 53 巻 4 号 p. 484-496

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抄録
2004年4月から2005年12月の大腸がん検診受診者延べ111,510名を宮城県がん登録と照合し, 便潜血検査(マグストリームAS;カットオフ値は原則40ng/mlとした)から1年以内に発見された大腸癌346名を把握した。これらを発見契機別に検診発見癌304名と中間期癌42名(便潜血偽陰性36名, 精検未受診4名, 精検偽陰性2名)に分類し, 中間期癌の特徴とその減少策を検討した。プログラム感度は87.9%(粘膜内癌を除くと86.2%)と算出された。便潜血検査の感度に性差は認めず, 70歳以上あるいは近位大腸で低い傾向を認めた。便潜血偽陰性で遠隔転移が多く, 検診発見癌より予後不良だが, 外来発見癌とは同等だった。中間期癌減少数と要精検数から考えると, 陽性率5%となるカットオフ値30ng/mlが望ましいと思われた。逐年検診も中間期癌を減らすうえで重要であり, 継続受診を推進する対策が求められる。今後地域や施設間で比較を行う際には, 中間期癌の定義や検討方法を統一する必要があるだろう。
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© 2015 一般社団法人 日本消化器がん検診学会
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