日本消化器がん検診学会雑誌
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経験
『個別検診の現状とあるべき姿』─地域医師会の役割─
羽柴 厚竹田 康男鍛冶 恭介大野 健次
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2015 年 53 巻 5 号 p. 607-621

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抄録
かかりつけ医型個別検診は独善的で適正な精度管理が行われないことが危惧される。金沢市医師会ではすべての検診に検診委員会・精度管理委員会を設置し適正な精度管理を目指している。画像診断を伴う個別検診については2次読影+レフリー判定(金沢市医師会方式)を行い判定の適正化を得ている。読影会での画質評価による画質の向上, 生検の妥当性評価による生検率の適正化になどにより検診レベルの向上が得られた。また個人情報に配慮しつつ検診データの解析を行うため金沢市とデータ活用の取り扱いに関する協定書を交わし住民への還元を行っている。
今回当会での『かかりつけ医型個別住民検診』の現状と課題を検証し地域医師会のあるべき姿について報告する。
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© 2015 一般社団法人 日本消化器がん検診学会
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