日本消化器集団検診学会雑誌
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日帰り人間ドックにおける, ペプシノゲン法と直接胃X線検査法併用の有用性について
松本 純一荒井 泰道矢作 和也
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2000 年 38 巻 3 号 p. 285-291

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抄録
日帰り人間ドックにおける胃癌スクリーニング法の向上を目指し, ペプシノゲン (以下PGと略す) 法と直接X線法 (以下X線法と略す) の併用を行った。PG法は三木ら1) に準じPGI≦70ng/mlかつI/II比≦3.0を陽性とした。いずれか一方の検査法が陽性の場合精密検査として, 内視鏡検査を実施した。平成7年度より9年度までの3年間の対象症例は10458例であり, 13例の胃癌が発見された。胃癌発見能では感度, 特異度共両検査法に差はなく, 胃癌発見率はPG法0.076%, X線法0.086%であった。両検査法でスクリーニングされた症例の重複は非常に少なく, 併用することで胃癌発見率は0.11%となり, 併用の有用性が明かとなった。又, 同時期に行われた一泊二日ドックでは内視鏡スクリーニング検査が行われており, 受診者4382例中発見胃癌5例, 癌発見率は0.11%であった。PG法とX線法を併用することで内視鏡スクリーニングに近い癌発見率が得られる可能性が示唆された。
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