日本消化器集団検診学会雑誌
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胃がん検診: 精度管理への取り組み
齋藤 洋子福富 久之真田 勝弘太田代 安律金原 章郎小泉 澄彦佐久間 正祥田沢 潤一対馬 健祐西川 貴之平井 信二堀田 総一柿元 まゆみ
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2002 年 40 巻 5 号 p. 424-430

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抄録
間接X線を用いた胃がん検診については機器, 撮影技術者, 読影担当者, 精検医療機関, 精検追跡事業等, 施設格差が指摘されている。
1995 (H7) 年1月から協会内医師と撮影技師による施設内症例検討会の実施および外部読影医師へ読影関連成績のフィードバックを行なう等, 積極的に精度管理に取り組んできた。その取り組みの妥当性をみるために1990 (H2) 年度から1999 (H11) 年度までの胃がん検診における要精検率, 癌発見率, 陽性反応適中度をもとに10年間の検診精度を検討した。胃がん検診は1994 (H6) 年度以降は 165%・150ml使用の間接胃X線撮影7枚法, ダブル読影方式で実施している。
1999 (H11) 年度には要精検率11.4%, 癌発見率0.17%, 陽性反応適中度1.94%と過去と比較して要精検率を上昇させることなく癌発見率と陽性反応適中度が有意に上昇した。
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