日本消化器集団検診学会雑誌
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高画質ズーム式拡大細径大腸内視鏡OLYMPUS PCF type Q240ZIの使用経験
旧式のズーム式拡大大腸内視鏡OLYMPUS CF type 200Zと比較して
尾上 耕治田村 正三
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キーワード: 拡大内視鏡, 大腸, 検診
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2005 年 43 巻 1 号 p. 36-41

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抄録
近年, 大腸病変をより正確に診断するために人間ドックなどの検診施設でもズーム式拡大内視鏡が使用されている。当初のOLYMPUS CF type 200Z (以下旧式と略) は簡便さや画質にやや難があった。その問題点を解決すべく高画質ズーム式拡大細径大腸内視鏡OLYMPUS PCF type Q240ZI (以下細径拡大内視鏡と略) が開発された。そこで, 旧式にて発見され, 細径拡大内視鏡にて経過観察されたポリープ49病巣を対象に拡大観察の所要時間, 拡大像の質および明るさを比較検討した。細径拡大内視鏡は旧式より, 拡大観察の所要時間が短く, 拡大像も鮮明でかつ明るさも適していた。拡大内視鏡は改善され, 簡便かつ画質良好となり, また受診者の負担も軽くなったと推察された。細径拡大内視鏡検査は大腸検診におけるスクリーニングに適したものと考え, 普及することを期待する。
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